2023年5月現在、これでもかー!というぐらい電気代の高騰がとまりませんね。
3月分の電気代と4月分を比較すると2倍に近いです(; ̄ー ̄A
ちなみに使用電力量は同じ160kwhなのです。
同じ電力量でこんなにも差が出てくるとは…まだ夏も来てないのに、エアコンをつけ始めたらさらなる金額の請求が来るでしょうね。。
オール電化をしている家庭は本当に大変だと思います。10万円の請求が届いてどっきりかと思った人もいるようですし…まさかこんな時代が来るとは思いもよらなかったでしょう。
今後も電気代高騰は落ち着く様子もなく、ますます上がり続けていくでしょうが、嘆いてばかりはいられません!
今こそ各家庭でしっかり節電、節約すべき時にきています。
今回は最も電気代が高い冷蔵庫の電気代節約方法について掘り下げていきますので、ぜひ試してみられてください。
2023年の電気代高騰の理由とは
2023年の電気料金が高騰する理由をおさらいしてみましょう。
ロシアによるウクライナ侵攻による影響
ロシアは2021年には天然ガス輸出量世界一、石油輸出量世界第2位と資源大国でした。
ですが、2022年2月のロシアのウクライナ攻撃により、欧米諸国はロシアに対する経済制裁の一環として、ロシアからの燃料供給が制限されるようになりました。
これにより国際的なエネルギー紛争が勃発し、2021年から上昇していたLNGの市場価格がさらに高騰して燃料価格の高騰を招いたということです。
また、2022年5月、日本は対ロシア経済制裁としてロシア産原油の禁輸を実施。これにより発電コストがアップして、電気料金が値上げされました。
新型コロナからの経済的回復
2022年はCOVID-19(新型コロナウイルス)から立ち直り、世界の経済が活気を取り戻している時期でした。
燃料の需要が高まっていた中、供給不足と不安定な供給が燃料費の高騰を招いてしまったのです。
円安の影響
2022年に発生した急激な円安も電気料金の上昇に拍車をかけました。円安になると、海外からの輸入品が高くなることを知識として覚えておくとよいです^^
燃料費調整額の値上げ
いろいろな要因で発電用燃料費が増加し、燃料費調整額が大きくなり、光熱費の上昇につながっています。
日本のエネルギー源の大半を占める火力発電は、石油、LNG、石炭などの燃料を海外から輸入します。
ですが、これらの価格がアップすると燃料費調整額もつられてアップするため、上限を撤廃したプランも最終的に料金が上がるということです。
家電製品の電気代ランキング
家電製品で電気代がかかるトップ5ランキングは以下の通りです。
1位 | 冷蔵庫 |
2位 | 照明器具 |
3位 | テレビ |
4位 | エアコン |
5位 | 電気ストーブ |
このランキングは、一般的な家電製品の消費電力を基にしています。
ただし、実際にかかる電気代は、使用頻度や電力会社による料金設定などによって異なるため、目安としてご参考ください。
冷蔵庫の一ヶ月の電気代はいくらぐらい?
電気代が高い家電ランキング1位に輝く冷蔵庫ですが、ひと月あたりの電気代はだいたいいくらなのか気になりますよね。
ポイント
ひとり暮らし向けのサイズ 168Lで、年間8000円ほど、ひと月約700円です。
3~4人のファミリーサイズ 451Lで、年間7000円ほど、ひと月約600円です。
これを見ると、だれもが容量の大きな冷蔵庫の方が小さな冷蔵庫よりも電気代が安くなるという驚きを感じられていると思います。
この驚きの背景には、国が定めた省エネ基準を上回る冷蔵庫が、特に大容量タイプの需要に応えるように開発されているためです。
それで、新機種が頻繁に出される大容量タイプの冷蔵庫は、古い機種に比べて電気代が安くおさえられるのです。
冷蔵庫の電気代を少しでも安くするための節約方法
他の電化製品とちがって冷蔵庫は、コンセントをいつも差し込んだままにしておかなくてはいけないため、節電するのは難しいと思うかもしれません。
ですが、以下のポイントを抑えてコツコツやることで年間の電気代を抑える事ができるのです。
冷蔵庫内の温度設定を適切に行う
冷蔵庫の温度設定を適切に行うと、電気代を抑えることができます。冷蔵室は5℃、冷凍室は-15℃程度が適切ですが、季節によっては温度調整「弱」「中」「強」に変更するとよいです。
ただ、電気代を減らしたいからといって、真夏に「弱」にすると食品を早く腐らせたりするので気をつけましょう。
冷蔵庫を無駄に開けたり閉めたりしない
冷蔵庫を開け閉めすると、内部の温度が上がって冷却を行うために電気を消費します。一回開けたときに必要な物をまとめて取る、まとめて入れるようにすると電気代を節約できます。
特に、子供はよく冷蔵庫を何気なく開けたりするので、きちんと電気代の話をしておくとよいです。
食品や飲料品を詰め込みしすぎない
まとめ買いをして冷蔵庫や冷凍庫にパンパンに食品をいれておくと、空気の循環が悪くなって冷却に時間がかかり、電気代が上がります。
いつも冷蔵庫内の空気の循環を考えて、物をまとめて入れない、食品や飲料水の配置を考えるとよいです。
冷蔵庫の周りをきれいに保つ
冷蔵庫の周りに埃や汚れがたまると、冷却効率が悪くなり電気代が増加します。
特に裏側にほこりがたまるのはNGですので、定期的に冷蔵庫の周りを掃除し、いつもきれいに保ちましょう。
省エネタイプの冷蔵庫に買い替える
新しい冷蔵庫の中には、省エネタイプのものがあります。購入する際には、自動省エネタイプの冷蔵庫を選ぶことで、電気代を抑えることができます。
長時間にわたって扉の開閉がない場合などは勝手にに省エネモードへ切り替えてくれ、消費電力を抑えるのでエコです。
今の冷蔵庫が古くて電気代がかかるのであれば、いっそ買い替えることをおすすめします。
たとえば、20年前の冷蔵庫を買い替えた場合は年間約5,000円も節約できます。
熱いものをいきなり冷蔵庫に入れない
熱い食べもの、調理したてのものをすぐに冷蔵庫に入れず、まず室温で粗熱をとってから入れることで、冷蔵庫内の温度が上がるのを防ぐことができます。
定期的に不要なものは減らす
冷蔵庫に不要なものをたくさん入れておくと、冷却効率が悪くなってしまいます。
必要のないものはできるだけ減らし、冷蔵庫内の空間を空けておくようにしましょう。定期的に見直しをしていくとよいです。
高い電気代支払いのため家計を見直す
節電はコツコツ頑張らないといけませんが、そういうのが性に合わないという人もいます。
実は私はズボラなほうなので、電気代を毎日頑張って減らすぐらいならほかをごっそり節約したらいいじゃないかという考えです(;^_^A
大きく家計を節約するための方法として、まずは支出を抑制することが重要です。購入する前に本当に必要なのかどうか判断し、消費を抑えることを心がけましょう。
いつも食べている菓子パンやお菓子を買わない、今月からは洋服は月に5000円までの予算にするなど。
特に外食やスイーツを我慢することはダイエットにもつながるので一石二鳥かもしれません。
また、小さな支出を減らすため、毎月の貯蓄金額をきめて、必ずその金額を毎月守るようにしましょう。
毎月の給料日の前に予算を立て、家計簿を作成し管理し続けることが大切です。
買い物をするときは、利用可能なクーポンや割引を活用し、楽天スーパーセールなどのときに安く購入するとよいです。
物質的にも精神的にも豊かな暮らしができるのはこちらの記事↓
また、細かい家計の節約方法については別の機会で記事にしますね!
今回はここまでです^^