最近、「離婚する前には何らかの予兆があるのでしょうか?」「別れようか考えているのですがこれは何かの前兆でしょうか」という質問がありました。
スピリチュアル的には離婚は人生の大きな転機となるので、前兆があります。
ですが、前兆の前に、前前兆といえるサインもあります。
そこで今回は、この二つの前兆と復縁や再婚することについて私が思うことを書いてみました。
離婚の前前兆
離婚の前兆の前に起こる、前前兆についていくつかあげてみます。
相手との生活のすれ違い
特に共働きを始めた場合、帰宅時間や出勤時間の違いによって、いつもの生活にすれ違いが生じてしまうこともあります。
生活のすれ違いから、だんだん相手への関心や会話も減っていきます。
相手との考え方の違いに疑問を抱くようになる
結婚当初はラブラブで共感することもたくさんあったかもしれません。
例え、お互いの趣味や思考が違ったところがあっても、相手の話を聞いて頷いていたのではないでしょうか。
それが、だんだん「あれ、この人と考え方がなんか違う」と違和感を持つようになり、それが妙に気になってきます。
自分なりに頑張っても努力が報われない、相手が変わらない
夫婦関係が以前と少しずつ変わってきたのに気づいて、自分自身、危機感をもってなんとか立て直そうと思って努力しているのに、相手が何も変わらない。
頑張っているのに相手はそれに応えてくれないときに、不安を抱き始めます。
夫婦の会話が減る
普段からあまり会話がない夫婦もいますが、極端に二人の会話が減るのは離婚の前前兆だといえます。
会話するのさえも面倒くさい、と思ったら黄色信号かも!
離婚の前兆
離婚の前前兆が起こってから、次はいよいよ前兆です。
離婚が訪れる前兆は前前兆と違ってガラリと雰囲気と気持ちが変わりますので、これがきたら離婚へのカウントダウンが始まります。
相手の言動、行動に関心を持てなくなる、どうでもよくなる
相手がどこで何をしようと、どういうことを言っていようとどうでもいい、無関心になる。
まだ、怒ったり、悲しんだりするうちはいいほうですが、無視したり無関心レベルになるともう終わりが近いです。
一旦無関心になってしまうと、ほぼ元の関係に戻せません。
相手への信頼感がふと、なくなる
結婚して仲がよかったときは、相手に対して絶対的な信頼感があったはずです。
信頼が欠けていると結婚はできませんから。
その信頼がある日、ふとなくなる…つまり、疑いしかない状態になると離婚間近!
相手を疑うことが増える
信頼を失うことと連動して、相手を疑うことが増えることもそうです。
「何か隠しているんじゃないか」と。
いつもと違う行動を相手がとると、途端に「裏がありそう」「怪しい」と思ってしまいます。
小さな行動さえも気になるようになります。
生活において虚無感が生まれる
今まで通りの生活を送っているのに、いつも心の中が空っぽ。
虚しさなのか物足りなさなのか、自分でもわからない状態。
このまま相手を暮らしていていいのだろうかと疑問さえもつようになります。
一緒の部屋にいることが耐えがたくなる
空間を共にすることが耐えられなくなります。
相手がリビングルームにいたら、別の部屋にいったり、外出したりしてなるべく顔を合わせないようにします。
外に興味や関心が向き始める
家で顔をあわせて生活するのが居心地よくないせいか、外に関心が向き始めます。
ショッピングセンターをはしごしたり、外での習い事を探したりして自分の気を紛らわそうとしたり、時間を外でつぶそうとします。
離婚することにはどんなスピリチュアルメッセージが隠されているのか
スピリチュアル的には、離婚することは悪いことではないですし、相手に対して罪悪感を持つ必要もありません。
人生の転機として起こるべきして起こったということです。
離婚ということは、もうお互いを高め合うパートナーにはなれない、お互いの波長が変わってしまったというスピリチュアルな捉え方があります。
結果的に別れることになってしまったけれど、共に結婚生活をしてきて学ぶことは山ほどあったはずです。
それは、自分の魂の成長に必要だったもので、相手がどうであれ否定したり、批判したりするべきではありません。
離婚を考えるようになると、相手の嫌なこと、辛いこと、頭にくることしか思い浮かばないのですが、結婚してから楽しいことももちろんたくさんあったはずです。
それもいい思い出ですし、共に時間を過ごせたことについてはパートナーに感謝しないといけないと思うのです。
そして、ネガティブになるのではなく、これから始まる新しい生活に希望をもって頑張ろう!元気出して生きていこう!と前向きに思うことが大事です。
多くの女性が「主人と別れると経済的自立が不安だから離婚したくてもなかな決断できない」といわれます。
確かにコロナで多くの国内でも10万人解雇されていますし、転職も難しい状況です。
ですが、それでも意を決してけじめをつけて、新しいステージ、新しい人生にわくわくする人は運が味方をしてくれますし、引き寄せも起きやすいです。
子供が不幸になる復縁や再婚を絶対にしない!子供の気持ち優先を!
離婚してから、寂しさや恋しさのあまり前のパートナーとやっぱり復縁したい、という人もいます。
また、新しい人を探して再婚し、第二、第三の人生を歩みたいという人もいます。
ご自分の人生ですからどう歩んでもいいと思います。
ただ、その前にお子さんがいる人は、必ず子供さんの気持ちをよく考えてあげてください。
暴力、DV、浮気、借金、ギャンブル、酒などの癖があるパートナーの元に、子供さんを連れて戻ったところでどうなるでしょうか。
犠牲になって心に傷を負うのは目に見えています。
好きとか寂しいとかでは済まされないぐらいで、子供さんの成長と将来に悪影響です。
また、思春期の不安定な時期に新しい人を連れ込んで一緒に生活するのは、子供さん、本当は逃げ出したいほど嫌なものです。
私の親戚は、二人の子供が思春期にあるときに若い男性と再婚したのですが、お姉ちゃんのほうは我慢していて、弟は引きこもりになり成績がものすごく落ちました。
子供だから家を出ることもできませんし、自由にできません。
自分の親を愛していてるし、この片親しかいないと思っているから、本心を押し殺してその決断に従うだけです。
親の勝手な「寂しい」「愛が欲しい」という欲望に子供は振り回されて、トラウマとなり、そのうちインナーチャイルドが生みだされてしまいます。
ですから、自分の気持ち云々よりも、お子さんの気持ち優先で慎重に復縁や再婚は考えるべきです。
今回は以上です。