私たちは、人生の中で必ず後悔する出来事があります。
後悔することはよくない、ネガティブだと捉える人もいますが、人生のあらゆる選択肢があって後悔せずに振り向かずにひたすら前に進む人っていうのも、ちょっとどうかと思います。
例えば、人が傷つくことを言い放って悪かった、言い過ぎたと後悔しない人は、思いやりや優しさのない人です。
ですから、後悔するのが悪いことではなく、むしろ人間に必要なことだと感じます。
ただ、後悔の念を持ち続けるのは、悪い引き寄せとなり、運気を下げることになりかねません。
今回は、スピリチュアルな視点から「後悔」を考えていきたいと思います。
「結婚をしたこと後悔」はスピリチュアル的にはどうか
相手が大好きで結婚まで至ったけれど、結局離婚してしまったという人は世の中に大勢います。
その離婚者の多くは、「結婚は間違いだった」「相手を選んだことを後悔している」と悔やんでいるのです。
結婚したこと、相手を選んだことは本当に間違いだったのでしょうか?
いえ、そうではありません。
あなたの潜在意識はあなたにとってベストな答えをいつも用意しています。
だから、結婚を決めたその時は、その相手と結婚するのがベストな選択肢だったということです。
つまり、そこに後悔は必要ないのです。
どんな結婚生活であれ、どんな相手であれ、あなたの魂の修行には欠かせない時間と経験だったというわけです。
離婚して経済的不安を抱えているかもしれませんし、シングルで子育てに苦労しているかもしれません。
ですが、後悔の念や不安を抱えながら生活をしていては、マイナスな出来事を引き寄せてしまいますので、過去は過去、「結婚はそれはそれでよかった」と断ち切って、前向いて生きていくことが大切です。
前向くか、結婚したことを後悔してうじうじ生きていくかによってこれからの人生の流れが変わってきますよ。
自分が相手に言ったことを後悔して罪悪感がある
では、自分が相手に言った言葉を後悔している場合はどうか。
「あんなひどいこと言わなきゃよかった」
「相手は自分を嫌いになったんじゃないか」
相手があなたの言葉で傷ついて距離を置かれているなら、無視するようになったなら、あなたに後悔の念が生まれるのも無理ありません。
相手を怒らせてしまったり傷つけてしまったことに対して、自分の中でいくら後悔しても、その思いを直接言葉で相手に伝えないと意味がありません。
悪かったと心から思うなら、体裁とか恰好を捨てて、勇気を出して言うべきです。
言葉でないと相手に伝わりません。
相手の反応を期待せずに、自分の悪かったという思いをじかに伝えるだけで、後悔の呪縛から解かれます。
その反省に対して相手がどう思ってどんな反応をしようと、それは相手の領域なので気にする必要はないのです。
時間が経てばたつほど、言いにくくなってきますので、後悔の念が深くなる前に、素直に謝ることが非常に重要です。
大人になるとかっこ悪い自分がダサくて嫌ですが、素直に悪いことは悪かったと言えるっていうのは歳をとっても重要なことなのです。
潜在意識は常に自分にとって良い方を選んでいる
私たちは常に何かを選択しながら生きています。
AかBか、AかBかCかDか…どこかの研究によれば一日に35000回も無意識に選びながら決断をしているそうです。
今から履く靴はどれにしようか
ご飯は何をたべようか
どのテレビ番組をみようか…
数値が正確なのかわかりませんが、それにしてもとてつもなく膨大な数ですね。
それくらいすごい数なので、選択ミスはあっても当然です。
特に、心身がつかれているときは選択を誤ってしまいがちではないでしょうか。
ですから、当然意図してないことを言ったり、行動したりしてそれが後悔へとつながることもあるのです。
ただ、先ほどもいいましたが、潜在意識はベストな選択をしています。
今に至るのは潜在意識があなたにぴったりあったことを選んであなたを導いているからです。
過去を振り返ってうじうじしていても何も変わりませんし、意味がないので、断ち切って前向いてこれからどう生きるかを考えていくほうが生産的です。
後悔を持ち続けるのは、過去への執着につながります。
執着はいずれ自分自身を苦しめて運気を落とす結果になります。
このままじゃダメだとわかっているけれど、後悔の念が頭から離れない。
考えないようにしているけれど、罪悪感しかない、という方がいれば、魂の浄化を受けることをオススメします。
私はこちらのサービスを受けたことが過去に3度ありますが、もやもやな気持ちが短期間ですっと消えていきますよ^^
今日はここまでです。