人は、大切にしている物を失うことを恐れてその物に対して執着心を持ちやすいです。
例えば、子供時代であればゲーム機やぬいぐるみ、その他のおもちゃですね。
大人であれば、好きだった彼から買ってもらったアクセサリー、思い出の写真、お土産など。
物を大切にするという精神はとても素晴らしいのですが、ある一線を越えると執着になってしまうのです。
本人はその物に執着していると思えません。
なぜなら、物にしがみつきすぎて客観的に自分を見ることができないからです。
今回は、執着がスピリチュアル的にどれほど悪影響を及ぼすのかについてお話していきたいと思います。
もくじ
食べ物や文具への執着心が強い妹の事例
執着があるとたいして欲しくないものまで手に入れたくなります。
収入がはいってきたら何か買わずにはいられず、同じようなものを持っていても我慢しようという気がしないのです。
私の妹がひどい食べ物コレクターです。
学生でもないのにお店を開けるぐらい文具が部屋の棚にあふれています。
また、父が彼女のお菓子を食べるのが気に食わないようで、食べきれないほどのお菓子やラーメンなどの食べ物を買い込んで部屋の箱に積み上げています。
ほかにも雑誌とか医薬品もたくさん…
物があふれているのでだれかに譲ればいいのに、思い切って捨てればいいのにと家族は思って言うのですが、それももったいなくてどうしても捨てられない。
「今日は時間がないから捨てない」「そのうち自分でやるから放っておいて」という理由をつけて先延ばしにしようとするのです。
目に余ってイライラした母が自ら処分しようとすると、まるで自分の身体の一部がなくなるかのように怒ったり、責めたりするのです。。
これはまさに執着の酷すぎるバージョンです(-_-;)
執着が溜まっている状態なので魔物に取りつかれている感じで、いったん取りつかれてしまうと、これからも一人では絶対に捨てることができないのです。
妹みたいに捨てきれない人は増えてきていると思います。
ほら、ニュースでも迷惑住民としてよく取り上げられるゴミ屋敷住人はこういう酷い執着の結果にでき上ったものなんですよ。
執着が強くなる人は子供時代から影響を受けている
妹は「私の」チョコレート、「私が買ってきた」〇〇といういい方をして断固として自分の所有物を守ろうとします。
年をとるにつれてこれが酷くなっている気がしますが、やはりこうなっているは幼い時の環境だと思われます。
うちは母は主婦していたのでいつも家にいましたが、妹が幼いときはあまり構ってなかったといっていました。
妹が構って欲しいと要求してきたときに向き合わないで「はいはい」程度だったり「忙しいからあとで」といっていたのかなーって思います。
人間だれでもそうですが、特に幼いときは一番信頼しているパパやママに自分の存在価値を認めてほしいものです。
だから、何気ないことでも聞いてきたり、自分の描いた絵を見せたりしてきます。
そんな時に親が好きなことをしていたり、仕事をして流していると、子供は純粋でネガティブに捉えがちなので「自分って価値がない人間なんだ」「聞いて欲しいのに無視される存在なんだ」と傷つき、心のほこりを作っていくのです。
ほこりが溜まってしまったに子供はそのうち、自分の存在価値を求めることもしなくなって、諦めていってしまいます。
それが執着を生みだしてしまい、何か苦しいことや嫌なことがあれば逃げて目先の快楽を求めていくのです。
そうなってくると、親から「もっと勉強しなさい」「真面目に将来を考えなさい」といわれても耳にはいりません。
「自分は何をやっても誰も気にかけてくれないダメ人間」という思いが潜在意識があるので行動できなくなる、一歩を踏み出させなくなるのです。
そのくせ、お金がある人や美人をみると「羨ましい」「自分も特別になりたいのに」という気持ちが強く、自分自身を比較してみじめな気持ちになってしまいます。
物への執着の原因はこんな風に幼いときに作られるというのは怖いことです。
物の執着心が強い人の特徴
身内の例を挙げて説明しましたが、一般的に物への執着が強い人の特徴をあげてみたいと思います。
・断捨離をしきれず物をため込む
・幼少期に親から構ってもらったことが少ない
・ネガティブで自信がない
・人からどう思われているかいつも気になる(認められたい)
・基本的にまじめで周りから見るといい人
・相手を批判しがち
・自分の悪いところが反省できずに周りのせいにする
・うちに籠りやすく、自己表現が乏しい
・すぐに敵味方など白黒つけたがる
・集中力があるほうだが、没頭するとほかのことができなくなる
・運気がいつも低い
一見、真面目でいい人そうに周りは思うため、執着心が強いとは思われません。
ですが、基本的にネガティブ思考でいったん、こうだと考え始めると深く考えてしまい、人の意見を聞くことができないところもあります。
そして、物をため込む癖があるためいつも片づけきれないで、運気も低いですね。
物に執着しない人は運がどんどん開かれる
物に執着しない人は、適度に断捨離や整理整頓ができています。
特に、断捨離は運気向上にかなり良い影響を及ぼすので、どんどんラッキーなことや幸運がやってきます。
いい仕事が見つかったり、収入がアップしたり、いい人と出会えたり…
物に執着する人としない人では人生の幸福度のかなりの差が出るということ。
物を捨てればいい、すっきり整理すればいい、それだけのことなのですが、片づけることにブレーキがかかる人は、物に支配された人生を送ることになってしまうのです。
よく考えてみてください。
物とあなたのこれからの人生、どちらが大切でしょうか?
物への執着を断ち切る方法
物への執着を捨てようと思ってもそう簡単にできることではありません。
一種の中毒みたいな状態なので、自分ではその状態に気付いていませんし、意識してもなかなか直すことができないのです。
人と比べるのをやめるとか、物を買わないようにする、ネガティブな性格をやめるというのも本人にとって極めて難しいことです。
ならばどうするかというと、何度もお伝えしている「断捨離」がもっとも効果があります。
必要ないものでも次から次へと買って溜め込む人は、実際に買ったものを大事にしません。
大事だと思えないからまた新たなものを買って自分の心を満足させようとするのです。
もったいないから使えないという物も押入れの奥にしまい込んでしまいますが、いずれほこりを被ってしまいます。
使えるものを捨てるともったいないという人もいますが、使わずに放置されること、存在すら忘れられることです。
だからこそ、使わないものは思い切って断捨離しないといけないのです。
整理しながら捨てるものを手にとってみることでどれだけ無駄なものをため込んできたのかに気づきます。
そして、もう買うのはやめようと思うようになりますし、買う前に本当に必要かなって立ち止まって考えることができるようになるのです。
買うのはこれっきり!と心に決めていても、また新製品がでたり友達が持っていると欲しくなるものです。
だからこそ、実際に身が切られる思いで捨ててみないと反省できません。
捨てたものも今度また必要になったときに買えばいいのです。
いつか必要になるかも、という未来予想で購入するのはやめるようにすることが大切です。
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