休み明けの仕事は多くの人にとって、だるいですよね。
今は在宅リモートワークが増えていますので、休み明けも在宅でお仕事という人も多いでしょうが、出勤しないといけないとなると前日から「行きたくない」「しんどい」って気持ちになります。
何十年と同じ職場でやってきた人でさえ、休み明けや連休明けの仕事は毎度、憂鬱なもの。
しんどい、行きたくなのはどうしてなのか?また、そんなネガティブな気分にならないために、どうしたら乗り越えられるのか、についてお伝えしていきます。
休み明けの仕事がしんどい・行きたくないのはなぜ?
休み明けの仕事がしんどく感じられるというのは誰にでもあることで、そのような心理や感情は正常なものです。
通常、休み明けの最初の日だけ行きたくない、だるいと強く思うだけであって、時間が経つにつれて収まる傾向にあります。しんどい理由をいくつかあげてみました。
脳と身体が仕事の需要に再適応するのに時間がかかる
休み明けは、脳は今までの仕事のタスクや責任を再認識する必要があるので時間がかかります。
また、身体のほうも要求される労働に改めて慣れる必要があるため、だるさやきつさを感じます。
休んでいる間に溜まった仕事の残務に圧倒され不安やプレッシャーを感じる
休んでいる日が多いほど、メールが沢山届いていたり、処理しないといけない仕事が山積みになっています。
その圧倒的な量を考えると、不安になったり、プレッシャーを感じられて行きたくない、しんどいと思うのです。
休みを満喫していたモードから仕事モードに変わるのがストレスに感じる
休みモードに順応していた脳を急に仕事モードに切り替えないといけないというのは、ストレスに感じるから、仕事に行きたくないと思うのです。人はモードの切り替えに時間がかかるものです。
休み明けにどんな未知なるタスクがやってくるか怖く不安になる
休み明けはある意味恐怖です。ルーティンワークならまだいいですが、未知なるタスクを任されて自分が対応できるかどうかを考えると怖くて不安になるでしょう。
クレームなど嫌なことも休んでいる間にきているかもしれませんよね。
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休み明けの仕事がしんどく感じるときの乗り越え方
休み明けの仕事はしんどいですが、それを乗り越えるための戦略がいくつかあるので紹介します。
タスクに優先順位をつける
まず、やるべき仕事内容に優先順位を決めます。そして、そのなかで最も重要なタスクに集中することから始めます。
そうすることで、自分自身をコントロールできるようになり、休み明けの圧倒されるような感覚を軽減することができるでしょう。
タスクを小さく分割する
優先順位をつけた仕事が大変だと感じたら、より小さく、より管理しやすい部分に分割してみましょう。
細分化することで、ひとつひとつの仕事をやり遂げる達成感を味わうことができます。
休憩をとる
休み明けは確かに仕事がたまっていて忙しいかもしれません。ですが、休憩を取らずに仕事を続けようとしないこと。
1時間に1回程度、足を伸ばしたり、外の空気を吸ったり、おやつを食べたりして、忙しくても短い休憩を取るようにしましょう。そうすることで、集中力とモチベーションを維持することができるので効率的です。
セルフケアを実践する
休み明けの仕事に早く順応していくため、帰ってきたら栄養ある食事、ゆったりとしたバスタイム、そして十分な睡眠を確保するようにしましょう。
また、好きなことをする時間を作ることもストレス軽減になるので、意識して行うといいです。
同僚や上司にサポートを求める
同僚や上司に助けやサポートを求めることを恐れないこと。自分で仕事の優先順位がわからなければ聞くことです。
頼ることで仕事量を管理する方法をアドバイスしてくれるかもしれません。
連休明けの仕事が辛くなる前にやるべきこと
年末年始、お盆休み、ゴールデンウィークなどの長期連休があると、休み明けは余計に辛く感じられますね。
そんな連休明けの仕事が辛くならないように、ストレスがないものにするためにできることを挙げてみました。
前もって計画を立てる
休みに入る前日の晩、休み明けにやるべき仕事のリストを作っておきます。こうすることで、仕事の優先順位をつけ、一番重要な仕事に最初に集中することができます。
ワークスペースを整理整頓する
休みに入る前に、ワークスペースをきれいに片付けておきましょう。整理整頓しておくことで、仕事が始まったときに気持ちを切り替えて仕事にすぐに取り組めますし、準備が整っていると感じることができます。
メールをチェックする
仕事が終わる数分だけ、最後にメールをチェックしましょう。メールをチェックしておくことで、緊急の仕事や込み入った問題などを把握することができ、休み明けにどう対処するか準備することも可能性です。
休みの間に睡眠をしっかりとる
仕事に戻る前に、しっかり睡眠をとること。休みに別の用事で忙しかったり、遊びに行ったりしていると疲れがたまったまま出社ということになり、行きたくないという気持ちになります。
休みの日は、休息と活力を得ることを最重視してください。
まとめ
休み明けはすぐに仕事モードに戻るのが難しいですが、セルフケアをしながら一歩ずつ前進し、仕事の良い面に目を向けることで、しんどいと思う気持ちがなくなります。
最初はうまくいかなくても、「出来ない」「ダメだ」と自分を責めないようにしましょう。
また、休みの前に計画を立てたり、心身ともにケアすることで、休み明けの仕事をストレスのないものにすることができますよ。