人から何か頼まれごとをされたとき、あなたはどうしますか?
「何でも快く引き受ける」
「仕方なく引き受ける」
「嫌なことであればはっきり断わる」
という3つの選択肢がありますよね。
内容にもよりますが、社会においてはおそらく、断りたくても断れない雰囲気、断ったら今後の付き合いが心配などの理由で仕方なく引き受けることが多くあるのではないでしょうか。
人からの頼まれごとをどうとらえるのがよいのか、どこまで引き受けるべきなのか迷っている人もいると思うので、今回はスピリチュアルな視点からみた「頼まれごと」についてお話していきますね。
頼まれごとが多い人の特徴
頼まれごとが多い人の特徴はどんなものがあるのかまとめてみました。
・他人の要求に対して、断りづらい性格である。
・責任感が強く、人から信頼されたいという気持ちがある。
・自分でできることなら、どんな小さなことでも手伝おうとする。
・他人のニーズを優先し、自分の時間やニーズを犠牲にすることが多い。
・常に忙しそうで、多くのタスクを抱え込んでいる。
・誰かに断られた時に、自分がその人のために何かできなかったことを後悔することがある。
・他人から頼まれたことを、優先順位をつけずにすべて同じように扱ってしまうことがある。
・頼まれたことを自分でやらなければならないというプレッシャーを感じやすく、ストレスを感じることがある。
このような特徴がある人は、自分の時間やニーズを大切にすることが難しいかもしれません。そのため、自分にとって本当に重要なことを見極め、適切に断ることが必要です。
また、頼まれごとをすることで得られるメリットや、自分がやることでどのようなデメリットがあるかを考え、バランスを取ることも大切だといえます。
頼まれごとが多いのはスピリチュアル的には試されごとなのか
頼まれごとが多い、頼まれごとが最近増えているというのはスピリチュアル的にいうと、あなたの精神の成長のチャンスということで、試されているのです。
快く引き受けると、困っていた依頼者は喜んでくれます。
人が喜んでくれる姿を見ると「やっぱり気持ちよく引き受けてよかったな」と、自分もうれしくなりませんか?
もっと人に喜ばれたい、助けたいと思うかもしれません。
人の喜びは自分の喜びや幸せにつながるものですから。
ただし、だからといって、なんでもかんでも安請け合いするのはよくありません。
依頼された内容が自分の能力を超えていたり、自分に他にやることがあると引き受けることが出来ないこともあるからです。
無理なのに「いい顔をしたい、良く思われたい」という理由で引き受けると、ストレスになったり、後悔することが必ず出てきます。
だから、頼まれて「これは自分には出来ることだ」と正しく判断した場合に限って、自分の成長のためにチャレンジするのがベストです。
それも、すぐに返事をせずにできるかどうかを冷静に見極めて、引き受けるようにしたいものです。
では、どうやったらうまく相手を傷つけず、怒らせずに断ることができるのでしょうか?
頼まれごとの上手な断り方
断る勇気を持つことは大変エネルギーがいることです。
相手との関係を悪くしないためにも上手に断りたいですよね。特に会社の上司など。
相手の立場や気持ちを理解して「お役に立ちたいんですけど…」とやんわり断ると良いです。
そして、どうしてできないのか理由を明らかにして話すことです。
この時にうそをついたり見栄を張るのではなく、正直に出来ない理由を相手に伝えることが大事です。
例えば、「自分ではどうしようもないぐらい極度のあがり症で人前でどうしても話すことができません」「子供の面倒を見る人がいないので残業はできません」など。
また、「あなた」に頼みごとをしてくるというのは相手にもちゃんと理由があるわけですから、直で断るよりは、代わりに何ができそうなのか案を伝えると感じが悪い断り方にはならないでしょう。
「今週はどうしてもできませんが、来週は時間が取れる日がありそうです」「会議には出席できないのですが、家で資料づくりはできそうです」など交渉してそれでよいでしょうか?と聞くといいです。
自分の能力を考慮したうえで、断ることでその先はどうなるのか?長い目でみて良い関係を築いていくためにマイナスにならないか?何らかの形で協力出来ないかなどを考えるほうがよさそうです。
「人に頼られる」とスピリチュアル的には「光が集まる」という
人に頼られるというのは、自分の存在価値が感じられるということですし、必要とされているのでありがたいことなのです。
存在価値をあげていくためにも、人に喜ばれる自分を目指していくといいです。
ビジネスをやっているのであれば、リピーターさんとしてサービスや商品を購入してくれるようになるので、どんどん存在価値があがっていきます。
光が集まるようになると、あなたの人生は豊かになり、いざ困ったときでも誰かが必ず助けてくれるようになります。
人とのつながりを絶ってでも自分ひとりで生きていける!という人もいますが、本当は人は一人では生きていけない。
どこかで誰かから助けられて人生を生きているのです。
人とのつながりってやっぱり大切なこと。
ゲームをプレイするようにどんどん光を集めていきたいですね。
総括:頼まれごとは何でも引き受けるべき?スピリチュアルな意味とは
今回の記事のまとめ
- 人からの頼まれごとには「何でも快く引き受ける」「仕方なく引き受ける」「嫌なことであればはっきり断わる」などの対応があり、社会においては仕方なく引き受けることが多い。
- 頼まれごとが多い人の特徴は、断りづらい性格であり、責任感が強く、他人の要求に優先し、忙しさとストレスを抱えることがある。
- 頼まれごとが多いのはスピリチュアル的には、成長の機会や試練とされ、快く引き受けることで喜びと成長を体験できる。
- 適切な断り方は、相手の立場や気持ちを理解し、理由を説明し、代替案を提案する方法であり、自分の能力を考慮しながらバランスを取ることが大切。
- 人に頼られることは存在価値を感じさせ、光を集める機会であり、人間関係のつながりは大切なものである。